いはらさんの投稿文を抜粋しました
ツアー・オブ・ジャパン観戦記
  (10th Tour of JAPAN 大阪ステージ )
 5月14日(日) に第10回ツアー・オブ・ジャパン( 10th Tour of JAPAN )の大阪ステージがありましたので、ツーリングを兼ねて観戦してきました。
 午前10時に愛車セコイア(もちろん自転車で、ロードレーサーです)に乗って御影の自宅を出発、2号線を野田阪神駅前まで走り、そこから29号線に沿って南下し、大阪市内を抜けて、約2時間で堺市に入りました。仁徳天皇陵を東に見つつさらに南下し、会場の近くであるはずのJR阪和線の津久野駅に着きました。
 そこで、お店のヒトに「ツアー・オブ・ジャパンの会場はどこですか」と聞くと、「それはなんでっか?」とのご返事。やはり日本では、競輪以外の自転車競技は、まだまだマイナーなスポーツなんですね。そこで、大体の見当をつけて、先に進んでいくと、やがて、そこかしこに、私と同様、ヘルメットとカラフルなジャージに身を包んでロードレーサーに乗った人たちが、三々五々走っていくのが見えてきました。さあ、会場は近いぞと、早くもうきうきと気分が高まってきます。
1周約13Kmの周回コースを時速40Kmで回るので、沿道で観戦していると、約20分ごとに、目の前を96台からなる大集団が通過していきます。とくに、90度曲がるコーナーで見ていると、ジャージの赤、青、緑、黄、さらにはホイールの銀が混じり、極彩色の虹のような色彩の大集団が、手の届くところを時速40Kmで、ほんの4〜5秒で駆け抜けていきます。その色彩の見事さと迫力に、目の前がくらくらしてしまいます。またこのスピードで接触事故もなく、集団走行できる技術もスゴいものです。私は、沿道に座ってビールとサンドイッチをおいしくいただきながら、ロードレースの雰囲気を満喫し、最高の休日でした。